Ima2015

livedoor NEWS 2019年6月1日 11時0分

がん検診の在り方を抜本的に変えるかもしれない画期的な技術が最近、開発された。それはリキッドバイオプシーだ。

リキッドバイオプシーとは、血液や脳脊髄液、あるいは胸水や腹水などの「リキッド(液体)」のサンプルを用いて、がんの診断や治療効果の判定を行うことだ。ゲノム解析を行うことも可能だ。ゲノム情報がわかれば、がんの遺伝子情報に基づく個別化医療が可能になる。

従来、がん細胞を採取しようとすれば、白血病など一部の悪性腫瘍を除き、手術や生検などの侵襲的な処置が必要だった。患者の全身状態が悪ければ、手術や生検は難しい。

ところが、リキッドバイオプシーで求められるのは基本的に採血だけだ。従来の方法と比べて、はるかに低い侵襲で大きなデータを入手できる。血液検査であれば、どこでもできる。この検査が普及すれば、へき地に住む患者でも、地元のクリニックで検査を受けることができる。

一方で、リキッドバイオプシーを実施するためには高度な技術が必要だ。血液中を循環する腫瘍細胞および腫瘍細胞由来のDNAなどの物質は、ごくわずかだからだ。腫瘍細胞の場合、通常1mℓの血液中に10細胞以下だ。従来の技術では検出できなかった。これを可能にしたのが、近年のゲノムシークエンス技術の進歩だ。

現在の技術では、数コピーのDNAでも検出可能だ。10mℓの採血をすると9000コピー程度のDNAを採取できる。この中に0.01~0.1%程度のがん由来のDNAがあれば、それを検出できる。

リキッドバイオプシーは、やがてわが国にも入ってくるだろう。わが国のがん患者に大きな貢献をするはずだ。

ところが、私はこの点について不安がある。リキッドバイオプシーの普及はがん検診業界のパワーバランスを変えるからだ。この領域で生活してきた多くの人が「失業」あるいは「変化」を強いられる。必死に抵抗するだろう。

以上引用

がん検診にも新しい技術の波が来ているようです。

ただ、これから日本に入ってい来るだろうこの技術。

抵抗勢力は、既存の検診事業の人達だとか。

厄介な話です。

一般の業界であれば技術革新で仕事そのものが衰退するのは常ですが、人の命にかかわる業界は一般の業界とは違います。

上記の記事でも書いている通り文字通り死活問題ですが、ソフトランディングしてもらって多くの人の命が救われるようにならないと。

まだまだ課題も多そうです。